私の尾瀬のレポートでも時々鹿の食害のことが書いてありますが、結構深刻な問題だったりします。
かといって特別保護地域である尾瀬でシカだけばんばん駆除もできず、対応が難しいんですね。
係りの人達も色々と工夫して頑張っているようです。
以下、東京新聞群馬版よりの抜粋
群馬、栃木、福島、新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園で、ニホンジカによる貴重な高山植物の食害や踏み荒らしが問題となっていることを受け、環境省は、片品村の同公園内にネット状の柵を実験的に設置した。シカの移動を防止して駆除することで、ニッコウキスゲなどの植物を保護するのが狙いだ。 (中根政人)
柵が設けられたのは、栃木県側に近い片品村・大清水入山口から北東に入った奥鬼怒林道付近の延長約三・七キロ。設置などの費用は約三千八百万円で、ネット状の柵は、ステンレスが織り込まれ頑丈に仕上げられた。周囲の景観に配慮して、柱などの色は茶色の塗装が施された。
設置区域は、シカの捕獲を自粛している特別保護地区の外に位置しており、シカの移動を柵で遮断することで、付近に滞留させて駆除し、現地などに植生するニッコウキスゲやミツガシワの食害や踏み荒らしを防ぐ。
環境省関東地方環境事務所(さいたま市)によると、尾瀬のシカの推計頭数は、二〇〇五年には百七十頭だったのが、昨年は二百四十一頭と増加の一途をたどっている。
同省は、ニホンジカによる尾瀬の環境破壊に歯止めをかけるため、動植物の生態保護を目的とした特別保護地区内でもシカを捕獲できるよう、二〇〇〇年に策定された管理方針を改定する構想を持っている。同事務所は「柵設置の成果を基に、シカの食害などの問題をあらためて検証したい」としている。


