野生動物保護管理事務所が群馬県沼田市北部の池田地区の住民を対象にクマ被害へのアンケート調査を行ない、「クマが集落に来なければ山奥での存在は容認する」という考えが多かったと発表しました。
農作物被害が続出する中で、住民の極めて冷静で常識的な回答が得られたと同事務所が分析しています。
池田地区というと、スノーシューツアーのコースの一つの玉原高原のすぐ麓にあります。
山からも近く、というかこの地区自体が山の中にあるので、2年前のクマ騒動の時も相当なクマ被害が出てたようです。
「いてもいいから集落に来ないで欲しい」が33%で、「奥山からもいなくなって欲しい」が12%だったとか。
その他の選択肢がなんだったのか知りたいところですけど、新聞記事で読んだのであまり詳しくは乗ってませんでした。
33%って少ないじゃん、と思う人がいるかもしれませんが、その他の質問項目では
「自分の畑にクマが出没する」86%
「クマをどう思うか」→「怖い」70%
というアンケートの状況で3割以上が、山奥ならいてもいいと答えているのは凄いと思いました。
クマ被害に関係ない地域に住んでいる人が保護を訴えるのは簡単ですが、実際に被害を受けている人たちがこういうクマの存在を容認する考えを見せているとは驚きです。
自然保護などの考えが浸透してきているんでしょうか。
ツキノワグマのイメージとして、たいして珍しくも無いとか数が沢山いそうとかいうのがあります。
が、個体数の少ない大型哺乳類ですから、ちょっと駆除しただけで簡単に数が減って子孫を残せなくなってしまいます。
九州では絶滅宣言が出てるくらいですし。
山近くの住人に負担をかけないで保護をするのは難しいんですが、こういう所で県や市などの行政の役割を期待したいですね。


